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家入一真氏『さよならインターネット』をnoteで無料公開してタダで読める件&僕がネットに期待するところ【書評・マイ意見】

おつかれやまです。てとりすです。家入一真さんが著書『さよならインターネット』を無料公開したので、その件を紹介+自分がインターネットに惹かれる理由を紹介します。

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後半は完全にオピニオンa.k.a〇慰記事ですので、先に『さよならインターネット』無料公開の方から紹介しておきますね。

▼『さよならインターネット』無料公開リンク。この間えらてんさんも著書を無料公開していたよね。

【公式note】さよならインターネット-まもなく消えるその「輪郭」について

「3ヵ月限定で無料公開」してくれるとのこと。1週間くらい公開するのかな~と思いきや、想像を超えて長い時間だったので驚きました。

どうやら、#全文公開チャレンジというものが流行しているようです。これは金無し民にとっては嬉しい流れ。

▼動画にもしました。ラジオ感覚でどうぞ。
【公式】家入一真氏さよならインターネットを無料公開した話

前半:【書評と感想】家入一真『さよならインターネット』:インターネットの爆発的普及期をユニークな家入さんの視点から見た名著

今、無料公開されたことで再度脚光を浴びていますけど、『さよならインターネット』自体は2016年に出版された本です。僕も大学生の頃に読みました。

【公式note】さよならインターネット-まもなく消えるその「輪郭」について

当とても強いとは言えない僕にとって、弱者に寄り添ったサービスを生み出している家入さんは魅力的に映ったし、何より(インターネットについてもっと知りたい!)と考えていたところに、この本が目に入りました。ノスタルジックなタイトルもエモいですよね。

さて、見出しでも書いている通り『さよならインターネット』はネットの爆発的普及期を家入さんの視点からみた本です。家入さんがインターネットにガッツリ関わっていることは説明不要でしょう。だからこそ、ただの通史ではなく呼吸が聞こえる

▼家入さんにとってのインターネット

-多くの人がおそらくそうだったように、既存の価値観や構造がインターネットによって「ぱたぱた」と置き換えられるそのさまに、興奮を覚えた一人だったように思います。-

プログラミングにハマった"ヒッピー気質な少年"と"ギークの外へと広がるインターネット"。「古参の郷愁」に新鮮さを覚えた。

『さよならインターネット』のなかで、家入さんは中学2年でPCに触れたことが書かれてます。26年前、93年の頃

総務省のインターネット普及率データによると、97年ですら世帯で6.4%。個人で9.2%です。企業こそ68%が採用していたそうですが、個人ではほどんど使っている人はいません。※97年以前のデータはありませんでした。

言うまでも無く最古参のネットユーザーで、今のように社会と繋がっていない電子空間でプログラミングにハマっていたそう。僕は、17~19歳・家入さんの逃げ込める先という言葉が印象に残りました。

その後、paperboy&co.を起業・ナスダック市場に最年少上場をしたことは、家入さんファンならずとも御存じの方も多いのでは。

こんな僕でも社長になれた』という、これまたエモい本を書いておられます。『さよならインターネット』もそうですが、内省的な人特有の暗い陰を落としている本は家入作品の特徴ですね。

家入さんいわく、従来型の"ギークのためのインターネット"は04年に終わりを告げたそう。家入さんが感じた違和感の例に"前略プロフ"というサービスを挙げています。

▼前略プロフ、15年にtwitterで「みんなの黒歴史」として紹介されていました。ああ、書いた覚えあるわコレ…

家入さん、このサービスの大ヒットを挙げて「想定していなかった層が入ってきて本流になった」と評しています。リア充がネットにやってきた。

現実のスクールカーストがネットでもそのまま映される:多くのトラフィックを集めるメディアは名もなきパンピーではなく芸能人

これは、僕も含めて"凡人、あるいはそれ以下の個人"が肩を落とした事実ではないでしょうか。誰でも個人がメディアになれる…ことはいいものの、力を得るのは結局リアルの場で力を持っている人たち

フォロワー数やPV数などで可視化されているからこそ、よりリア充と非リア充の差異がハッキリと明確化されてしまった気すらします。

▼これは04年とか05年ではなく、最近でも実感することの1つですよね。

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僕は『さよならインターネット』の中でも、ここが最も悲観的に描かれている場面だと思いました。僕も悲しい。

前半まとめ :インターネットは弱者の救済装置とはなりえず、強者の集金装置になったんだなぁと感じた

はい。書評のまとめに入ります。『さよならインターネット』は基本ネガティブなトーンで語られていて、家入さんに共感を覚えると同時に、僕も”かつてのインターネット像”に郷愁を感じるような気分になりました。

その背景に、リアルな社会強者がインターネットでも力を持ち始めたところにあると見ています。そこも取られたらインターネットでこそ輝けると思っていた僕ら陰キャはどうなんだ、と。

そんで、家入さんは今回の全文公開と同じタイミングで、こんなエモいツイートをしています。

▼「他の過去作も全文公開」するとのこと。凄いサービス精神だ…。

社会的に居場所の無い人間にとって次の聖域とは・・・。堂々と「インターネット!」とは書かれていませんでした。

【公式note】さよならインターネット-まもなく消えるその「輪郭」について

後半:僕がインターネットに惹かれる理由。弱者が"電子ろくろ"を回し続けることの意義

さて、ここからは完全にオピニオン記事です。僕自身、運動オンチでコミュ障の弱者で「社会生きずれーなー」と感じている1人。だから家入さん的な考え方には共感します。

僕がインターネットに惹かれる理由は、弱者の駆け込み寺となり集金装置となり得ると考えているから。04年05年に"Web2.0"が一旦否定されて、ブログブームは何度もさって、それでも期待しています。

最近、よく分からない人が立てたオンラインサロンを巡り"炎上騒動"が起こっています。

リアルで強い人でもなく、ネットで実績を挙げてるわけでも無い人がオンラインサロンを作り、月1000円ほど集金しているのが「ならん」と怒られているよう。

僕は、一連の騒動をみて(インターネットってやっぱりすげぇ)ということを強く思いました。実績も何もない人が名を挙げて集金出来る。なんだこれは。

もちろん月1億PVを超える市川海老蔵さんなど芸能人と比較したら、取るに足らない数値ですけど、それでも、日々の生活を豊かにする額を自己実現で稼いでいます

「日常系」のyoutuberに惹かれる話:2年間で9000人登録を超えた、ぱんちぱんださんの話

炎上騒動の件については、ちょっと当事者の名前を出すのは申し訳なかったので、僕が好きなポジティブな例を1つ紹介します。

ぱんちぱんださんは登録人数9000の中堅youtuber。

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【公式】ぱんちぱんださんのチャンネル

ぱんちぱんださんは”何かに特化してる”というわけではなく(イケメンではありますが)、また”元々高い知名度を持っている”こともないです。

それでもコツコツと2年間、動画投稿を続けることで9000人ものファンを獲得し、生活がやや豊かになる収益を得ています。インターネットで個人が日常を挙げて知名度を獲得した素晴らしい例ではないでしょうか。

たしかに、芸能人みたいに直ぐに"億"という金額は稼げないかもしれない。しかし、一般個人でも続けると"ちゃんと結果が出せる"ことは夢があることです。

尖ったコンテンツを創りインターネットで活躍されている方:青髪ぴぴぴさん

また最近、僕のなかで青髪ぴぴぴさんという方が来ています。「30歳・無職・職歴無し」と尖ったコンテンツで登録人数1.9万人を得ています。

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【公式】青髪ぴぴぴさんのチャンネル

僕も青髪ぴぴぴさんは好きなチャンネルの1つで、立て板に水を流す言葉の羅列が非常に気持ち良い。口がとても上手いんですよ。

04年05年で家入さんが絶望したのは、あくまで「法人目線の大きな市場を見た」からでは。より細分化してyoutubeやブログ市場をみてみると…意外と"人ひとり分くらいの抜け穴"は見えてきます。

そうはいっても厳しい市場であることは事実ですけどね。個人の競合も恐ろしく強い。でもイケないことは無いです。

個人的には、インターネットはリア充・強者の集金装置にはなっているけれど、まだ僕のような一個人が活躍できる場所は残っていると思っている

僕自身も一個人だけどブログから集金できています僕のような凡人でも、スーパースターでなくても、決して論理的・想像力豊かでなくても、作品を出せば集客できるしお金にもなる最高じゃないですか。

いうまでもなく、時代が変わったからといって内向的な人が減るわけではなく「陽キャに馴染めないな」「明るいだけのコンテンツって惹かれないよな」という人はいるのです。

 

後半まとめ:ネットでもスーパースターが強いのは前提。その上で、継続した時間や生み出したコンテンツの質・数は武器になる

04年に家入さんが絶望してweb2.0は”個人にとってのディストピア”と化しました。「なんだ。ネットが普及しても、結局強いのはゲーノージンじゃん

その上で、ブログを書いたり動画出したり、あるいは戦略的に呟いたりしている僕らは崩壊した世界の露天商といったところか。シブいリストを渡された営業マンにも思えてきますね。

それでも、インターネットに夢を見て将来に期待せずにはいられないのは、まず、僕自身が1年半かけて200記事を世に出した結果、多くの人に読まれるようになって収益にもなっているから。

そして、今現在もコツコツと動画投稿・ブログ更新をしてディストピアで積立投資をしている愛すべき方がいるからです。

スーパースターでなくても、特化した才能はなくても、たとえ凡人といえど真摯に継続した時間や生み出したコンテンツの質・数は武器になる

【公式note】さよならインターネット-まもなく消えるその「輪郭」について

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▼家入氏の関連書籍。めっちゃ書いています

 

▼家入氏が『さよならインターネット』のなかで挙げていた本。中古で6円だったから即ポチりました

 

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