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【配信アプリ】『tiktok』DL数勢いランク世界1位、再生回数10億回超/日の衝撃と進撃を紹介

おつかれさまです。今回はtitok(ティクトック)について紹介していきます。ti「c」tokじゃないんですね。ちなみに、中国名では「抖音短視頻:douyinです。

tiktok(ティクトック)とは:DL数の勢いが世界一の短編動画共有アプリ

tiktok(ティクトック)は2016年9月に登場した短編動画共有アプリケーションです。

なんか難しい言い方ですが、実際は可愛い女の子が踊ったり、可愛い女の子がちゃらけたりしています。

女子高生/女子中学生(JK・JC)が多いです。素晴らしいサービスですね。最高です。

▼ダウンロードできます。完全無料なので気軽にどうぞ。

TikTok ティックトック
TikTok ティックトック
開発元:TikTok Pte. Ltd.
無料
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リリースから2年が経過した2018年11月の今でも人気は高く、youtubeやinstagramを抜いて現在ダウンロードランキング世界一です。(2018年Q1期 senter towerより)

▼2016年にサービスを開始したtiktokが、国内シェアを広く獲得している快手を中国国内の注目度で勝ってる

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tiktokは後発組もいいところ。中国国内、また世界規模で見ても「周回遅れ」感が否めません。例えば、中国で絶大な支持をもつ快手は2011年にはサービスを開始しています。

それでも、tiktokは世界トップのDL数を誇っている。これは意味が分からないレベルで凄いです。

しかも、検索動向を測るgoogleトレンドをみたところ更に人気は加速しています。

▼tictokの検索需要の動向。飛ぶ鳥を落とす勢いはとどまるところを知らない…。

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特に人気のある地域は日本、インドネシア(日本が1位!※11/16現在)。ちなみに「youtube」では日本は71位。日本人の注目度が高いことが伺えます。

▼中国発祥のサービスのためアジア圏を中心に人気が高い

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ティクトック(tiktok)の特徴|手軽にクオリティの高い短編動画を投稿できるサービス

僕はtiktokの一番の醍醐味は「可愛い女の子をたくさん観れる」ことだと思っていますが…サービスを一言で特徴を表すとしたら「手軽さ」です。

【tiktokの「手軽さ」】

  • 手軽に投稿できる
  • 手軽に加工できる
  • 手軽にエンゲージメント(承認)を集められる

 tiktok以外の他の動画共有サービス…例えばyoutubeは動画アップロードするのはかなり大変ですし、一般的なライブ配信アプリ(ニコニコ動画系)は「盛る」のに手間がかかります。

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tiktokは外部ソフトを使わなくても簡単に編集できる機能がついています。映像加工・エフェクト・音楽まである

また、これはtiktokに限った話では無いけれど、新興×ヒットサービス×可愛い/イケメン(萌え)はエンゲージメントを集めやすいです。

例えば、MTMLで紹介されている男子高校生の松末さんは、ある日tiktokに投稿したら日本中で話題に登りました。

▼松末さんが”バズる”ことにつながったツイート。10万いいねを獲得しています。

多くの人が集まるところに、社会的に信用のある価値が生まれたら注目度は学校/会社のレベルではないです。

ここでいう「価値」には金銭だけではなく、「若さ」「端正さ」も含まれます。

tiktok以前にも似たような短編動画共有サービスは何度も流行した

tiktokの前にも、短編動画共有サービスは流行しました。日本でも有名なものは2013年-2016年のVine(バイン)。これはtwitter社が運営元です。

また、2013年に開始した日本製サービスMix channel(ミクチャ)も”秒数制限のある動画共有コミュニティ”でした。渋谷区代々木にある株式会社Dounutsが運営しています。

もっと広く世界をみると、中国の快手・tiktok買収前のmusical.ly(これはtiktokに非常に似ている!)をはじめ、似たようなサービスは大量にありました

日本で有名な3つのサービスを並べました。特に2013年-16年のVineの流行が印象的ですが、tiktokの注目度は異常値です。

▼過去5年の日本での[mix channel][Vine][tiktok]の検索需要を比較した際のデータ。tiktokだけ飛びぬけています。

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どうしてtiktokだけがこんなに伸びているのか、まず、ライブ配信サービス全体の注目度が右肩上がりであることが挙げられます。

▼別の記事で装飾して使ってました。デザインが違う点はご了承ください。

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そして、すぐ後述するのですがyoutuberを用いた広告戦略がヒットにつながったと考えられます。youtuberの人気度も右肩上がりで、広告塔としての効果性は数年前の比ではないです。

ちなみに「短編」に限らず、広く動画共有サービスを比べてみると、圧倒的に強いのはyoutube。ダウンロードでの勢いでは勝るtiktokも、まだひっくり返せそうには無いです。

tiktokの広告戦略「うざい」をキーワードにyoutuberに案件を投げる

tiktokの広告戦略はシンプルかつ効率的で、tiktokがターゲットとする10代・20代ユーザーの多いyoutubeにアドセンス広告と案件広告を大量に投げています

▼youtuberが収益を得る仕組みです。tiktokはアドセンス広告と案件どちらにも力を入れていました。

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tiktokが案件を投げていた時期が分かります。有名youtuber達の『tiktok 〇〇 ウザい』系の動画、日付をよく見てみると約10ヵ月~11ヵ月前ばかり

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この広告の背景に「人間はネガティブなものに反応しやすい」有名な心理学があります。この反応は”死の危険から免れるため”という人間の本能に裏打ちされています。

さらに、ウェブマーケティング系メディアのferret plusは『全ての企業がプロモーションにyoutuberを起用すべき』と案件広告の効果性に太鼓判を押しています。

テキストや画像に比べて訴求力が高いyoutuberの場合は、よりユーザーの態度や行動に変化を起こさせる確率が高いため、テレビ向けのマス広告よりも高いコンバージョン率が期待できます

コンバージョン率(CVR)とは、”商品を購入する率”のことです。tiktokのような無料アプリの場合は更にCVRは上昇する傾向にあります。

tiktok×youtuberの組み合わせは非常に効果的であることが分かります。実際にtiktokブームの火付け役にyoutuberが関わっている部分は大きいです。

また、youtuberがネタとして取り上げる以前にtiktok広告はウザいとちらほら言われていました。それだけアドセンス広告に資金を投入していたと考えられます。

tiktokの運営元Bytedanceは有名アプリのヒットメーカー

▼tiktokが有名ですが、実は様々なサービスを提供しています。

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tiktokの運営元Bytedanceは中国の北京に居を構えるIT企業です。北京は首都でありながら、深センと並ぶ中国のイノベーション開発年都市の1つ。

Bytedanceの時価総額8兆円とされています(Forbes誌より:8月現在)。これはアメリカのヒットサービスUberを凌ぐ額であり、日本だと6位の位置です。

bytedance社は、tiktok以前にもヒットサービスを複数生み出しています。

2012年にtoutiao今日头条というニュースアプリをリリースしており、これは中国の主要スマホメディアになっています。

今日头条
今日头条
開発元:Beijing Bytedance Technology Co., Ltd.
無料
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toutiaoはニュースアプリというだけではなく、動画投稿・SNSサイトという側面も持ちます。

特に面白いのがtoutiaoはアプリ内のユーザー動向を収集し、1人1人に最適化された(興味のある)ニュースコンテンツを提供すること。

【収集する主なユーザー動向の種類】

  • どのジャンルにアクセスしたのか
  • 何秒閲覧したのか(注目時間の長短)
  • ユーザーが長く閲覧した記事/動画の共通単語

この仕組みはBytedance社サービスの根幹をなしており、後のtopbazz・bazzvideo・tiktokにも同様の仕組みを取り入れています。

topbazzは2015年にリリースされました。トレンド動画・記事・GIF・最新ニュースを提供するサービスです。

TopBuzz(トップバズ)- 無料ニュース・動画まとめアプリ
TopBuzz(トップバズ)- 無料ニュース・動画まとめアプリ
開発元:TopBuzz
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toutiaoが中国内向けサービスであった点に対し、topbazzはグローバル展開を最初から視野に入れていました

bazzvideoは、動画に特化したtopbazzの関連アプリです。こちらのサービスは再生数に応じて収益化が出来ます。(あまり採算は合わないようですが)

BuzzVideo- 元TopBuzz Video
BuzzVideo- 元TopBuzz Video
開発元:TopBuzz
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Bytedance社の買収と支援:音楽・配信系サービスに注力

Bytedanceはサービスだけではなく、買収劇にも注目されています。有名どころは、17年11月にリップシング系サービスのmusical.lyの買収

musical.lyとは、音楽にのせた10秒ほどのショートムービーを共有する短編動画アプリです。

tiktokのCMを観たことがある人はご存知と思いますが、高校生が音楽にのってリズミカルな動きをしている動画、あれはmusical.lyと非常に似ています。

また、日本でも有名なライブ配信サービスLive.meにも支援をしていることも面白い。

LiveMe(ライブミー)- ライブ配信アプリ
LiveMe(ライブミー)- ライブ配信アプリ
開発元:KS Mobile, Inc.
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思えば、Live.meの運営元はオフィスソフトの世界シェア2位のキングソフト社で、中国のkingsoft-corporation(金山軟件)のジョイントベンチャー(戦略的提携)です。

この金山軟件は中国最大のソフト開発会社。tiktokが関わりを持っていることも頷けます。

CEOのzhang yiming氏は「検索の時代は終わった」

CEOのzhang yiming氏は「検索の時代は終わった」と発言しています。

この考えは、toutiaoをはじめとするbytedance社のサービスの根幹ユーザーの使用歴をビックデータ化してAIを用いて好みのニュース・動画をキュレーション(収集)して提供することにも裏打ちされています。

tictokに「検索機能が足りていない」のはそのためです。そもそも検索するユーザーはターゲットに入っていないのです。

実際、『H29年の情報通信メディアの利用に関する調査』をみてもインターネット利用ではSNS・動画が圧倒的。

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今の若者がgoogleやsafariなどブラウザを経由して、検索⇒サービスを使う割合は少ないです。30代以上になると数値は変わってきますが、インターネットユーザーのメイン層は確かに「検索離れ」をしています。

tictokの収益化:ユーザーが直接利益を得られる仕組みは無い

tictokは広告が貼られておらず、また投げ銭の仕組みも用意されていないので、ユーザーが直接的に収益をあげられる仕組みは無いです。

tiktokを利用して収益化を目指すのであれば、知名度をあげることに注力してyoutube等に導線を引っ張ることが効果的

有名な例が日本トップtiktokerのひなたちゃん。18年5月頃に話題にのぼった12歳の女の子です。

tiktokでの人気が加速しているタイミングでyoutubeに参入。現在32万登録まで伸ばしています。

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もっと過去の例を挙げると、同じくVineでも収益化機能は無かったのですが、トップユーザーのブライアンさんはyoutubeに参入して、現在169万登録です。

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広告/投げ銭の無いサービスは直接的に収益化こそ出来ないものの、知名度をあげることには一役買います

露骨な収益方法が無い分、お金目的の強い競合が参入する敷居が高いのもミソ。

tiktokはどうやって収益をあげているのか:企業からのネイティブ広告

tiktokはローンチして1年ほどは収益化をしておらず、ユーザーを集めることに注力していました。17年8月に平均動画再生数が1日10億回を突破した段階で、シボレーをはじめ大手企業の広告を獲得

現在は企業からの委託をうけて、tiktokのプラットフォームに合ったネイティブ広告を配信しています。

※ネイティブ広告とは「広告らしさを感じさせない自然な広告」を意味します。広告が明記されているためステマではないです。

まとめ:tiktokの衝撃は後発サービスで世界一になったこと

tiktokの凄いところの本質は、かなりの後発サービスであるにも関わらず世界トップを走っているところ。

決して競合が弱いわけではなく、すでに中国国内でシェアを獲得している快手に、またtencentも参入していました。

もちろん、bytedanceはtoutiaoをはじめヒットサービスをリリースしており、資金・ノウハウ共に豊富にあったことは確かです。

どうして、「後発組」で「過去にいくつも類似サービスもある」tiktokにここまで人気が集まったのか。

僕は、豊富な広告費をターゲットに最適化して用いたことが要因だと考えています。

検索を使うユーザーを切り、youtubeやSNS・テレビに向けたマーケティングを行ったこと、この戦略が非常に効果的だったのではないでしょうか。

いちyoutubeユーザーの僕から見ても、17年はtiktokの広告が非常に多く、bytedanceが浴びるように広告費をつぎ込んでいたことを肌で感じました。

ちなみに、google トレンドのデータでは、ライブ配信サービスの注目度は過去5年間右肩上がりです、tiktokの今後も楽しみですね。

▼ダウンロードできます。完全無料なので気軽にどうぞ。

TikTok ティックトック
TikTok ティックトック
開発元:TikTok Pte. Ltd.
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