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【書評・感想】『人生は運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている』著:ふろむだ|錯覚資産・人間のバグを利用しよう

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おつかれさまです、てとりすだんちょ(@etrisotoko777)です。

今回は『人生は運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている』を読了したので、感想を書いていきます。

前書きをほどほどに、さっそく本題に移ります。

書評・感想

皆さんもご存じのように、この本かなりウケてますよね。僕もtwitterのTLにいくつも流れてきたので気になって手に取りました。

直感的に思ったのが

  • 「人間は本当に物事を正しくみれない」
  • 「錯覚資産を集めることを怠るのは勿体ない」
  • 「本当に最近はフリーランス・起業家の風当たりって強いよなー」

ということ。

この本は、ざっくり「一般の人は自分の判断にバイアスがかかっている(錯覚)ことに気づいていない⇒じゃあソレを利用しよう」という内容です。

『嫌われる勇気』を皮切りに流行した「周りに流されず強く生きよう」というメッセージ性の、ある種逆をいってます。

ふろむだ氏は「一般にかかっているバイアスを否定した生き方は効率悪い」と述べていますし。

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田端信太朗氏・箕輪厚介氏がブームになっていることからも、安定職×副業の方に注目が集まっているように感じます。(僕もそっちですし)

また、ひと昔前(1、2年前とか)は「無謀な挑戦」「会社が嫌いだから起業!」系の言葉って一種のバズワードでもあったのですが、もう過去の話な雰囲気もあります。

「仮想通貨が2018年に入って一気にぽしゃった」ことが、その一端を担っている気もしますね。

(結局、中央集権の方がいいじゃん)という思考の揺り戻しがTLにも流れています。

ちなみに、Amazonレビューでは結構叩かれていますが、僕自身はこういう本が流行るってセンセーショナル(かつ無責任な)起業・独立系ワードがバズるよりよっぽど良い気します。

錯覚資産|人間のバグを上手に利用しよう

この本で強調されているワードは『錯覚資産』。文字通り「”錯覚”によって得た評価」のことです。

  • (たまたま上手くいっただけなのに)高額案件を受注した
  • (本当に頭がいいわけではないのに)高偏差値大学に受かった

このような例が起こった場合、たいていの人は「凄い営業マンだ」「人より頭がいいんだろう」と錯覚を起こして良い評価を与えます。

他にも「創業100周年の老舗和菓子店」「伝説の職人〇〇を唸らせたチャーハン」などをみると、皆さん自然と(凄い)と思ってしまいます。

世界三大珍味とか錯覚資産の最たる例ではないでしょうか。サメの卵、値段の割にそんなに美味しいですか?

しかし、現実にはサメの卵が高額で売れるように「これは凄いんだ/貴重なんだ」と錯覚させることで実力以上の評価を受けていることがゴマンとあります。

これは評価対象が人間でも同じです。たいていの人間は、他の要因を除いて実力だけ抽出して評価することが出来ないですし、実力よりも錯覚する性質を逆手にとって立ち回った方が高い評価を受けることが多々あります

僕も有名な政治家の顔が何名か思いつくのですが…ちょっと例を挙げるのは控えておきますw

一方で、〈錯覚を都合よく利用すること=汚いと考え、実力に拘る人〉も多く、彼らは実力を重視するあまり、余計な損を抱えたり理不尽な立場に置かれてしまっています。

僕自身も〈実力に拘る〉傾向にあり、読みながら(ああ、たしかに言われてみれば損してきてるなぁ)とたびたび振り返ってました。

錯覚をかける人数とPVの話

著者のふろむだ氏は、出版の前に〈はてなブログ〉で何度もバズを起こした経験からPV(ページビュー)を例に挙げています。

PVとは「ページを見た人数」という意味で、ふろむだ氏はPV:人目を多く集めることの大切さを解いています。

選挙が分かりやすい例ではないでしょうか。候補者は街中にペタペタとポスターを貼り、街宣車であちこち回ってPVを集めています。

具体的で細かな政策…よりも、大前提として名前を憶えてもらなければ投票に選ばれません。

余談:youtuberと芸人・どちらが「PV」を集めることに向いているか|錯覚させる人数の多寡

錯覚資産の話を読んで、〈youtuberと芸人〉がぱっと思いつきました。

芸の面白い/面白くないの話は一旦置いておいて、人目に触れるチャンスの多寡から、より多くの錯覚資産を得られるのはyoutuberです。

もちろん、トップレベルの人気芸人ともなると話は違ってきますが…初級者~中堅クラスで比べるとチャンネル数と20代のスマホ利用数からyoutubeの方が、目に触れる人数は多いと考えられます。

youtubeは、登録しているチャンネル以外にも「急上昇」「あなたへのおすすめ」「〇〇トピック」「最近アップロードされた動画」etc様々なチャンネルが目に触れる機会が多いです。

一方で、テレビは予め放送される番組が前々からカッチリ決まっており、またリモコンのチャンネルも12chしかありません。…選択肢の数が圧倒的に違うのです。

(初級者~中級者クラスの方は、「おもろい」という錯覚をかけられる人数がyoutubeを利用した方が圧倒的に多いよなぁ)と、ふと思いました。

フリーランス・勢い起業への強い風当たり

ここ半年くらいですかね。フリーランス・ブロガー・やっつけ起業がネットでも結構風当たり強いように感じます。(リアルでは元々風当たり強いw)

「人生いっかいきり」「やってみなきゃわからない」のノリみたいなことに対して、冷めた目を向け始めた人が多くなりました。

特に、ブロガーへの批判の目は凄いです。(まぁ最近マルチ系とかの方面も参加しはじめてることも原因にあると思います)

イケハヤ氏のこの発言も大変炎上していましたし、取り巻きブロガーへのヘイトも凄いことになっています。

【体験】普通にブログやっても実際は思った以上に稼げない

これは僕自身の体験でもあるのですが…このブログもはじめて1年が過ぎたのですが、あんまり稼げていないです。現在はマジで月1万円程度です。

原因はうっすらと分かっています。

  • 時機と違う記事が多い(仮想通貨系)
  • 高い商品を紹介していない
  • PVを集めていない(競合が多いところで戦ってしまっている)
  • 内部リンクの工夫が少なく回遊率が低い

 とはいえ、ここまで読んでくださった皆さん…僕、結構マジメに書いてると思いません?笑

イケハヤ氏は「月3万円でも兼業ならノンビリ稼げる」とおっしゃってますが、簡単ではないです。

というか、僕みたく普通に運営しても1万円/月まで到達するのすら結構難しく、頑張って書いて1000円/月とか普通にあります。

ぶっちゃけ…、ブログって面倒くさい上に稼げないです。

僕は文章を書くことに拘りがあったり、考えることがクセになっている部分もあるので続けられますが…まぁ「ブログで独立」はオススメは出来ないです。

あと、”自称社会不適合者のコミュ障”って方チラホラいますけど、あれキャラですからね。ガッツリ稼いでいる方フツーに同業者とコミュニケーションをガンガン取ってます。

まぁ、雀の涙ほども稼げない例がいくつも表に出てきて「ブログって稼げない」ことが明らかになってきたのも批判の的になっているんでしょうね。

twitterのフォロワー多い方でも(ああ、この人言ってる割にロクに稼いでないな)というのは分かりますし、たぶん一般層でも勘づいてきてるように思います。

まとめ|人間のバグを自覚して都合よく使おう!!!

Twitterをみると「社会は嘘ばかり」「人を見る目がないヤツが多い」とボヤく方は多いですが、誰かが損しているということは、別の誰かが反対側で上手くやって得してるということです。

この本をみると「人間って賢くないし、そんなに賢くなれないんだ」ということが再認識できます。

〈高い学歴をみると頭いい!〉〈高額案件を取ってきた営業マンは仕事できる!〉と反射的に思ってしまいますし、そう思われた人には更にチャンスが集まります。最高ですね。

ぜひ「錯覚資産」活かしてみてはいかがでしょうか

僕、「錯覚資産」が上手く活かせる場で真っ先に思いついたのが「就職・転職」分野でした。どうでしょう?

この本に限らず、〈知識をリアルワールドで使わず頭の中で腐らせたままにしておく〉のは本当にもったいないと思います。

ここ数年のホワイト化で働きやすくなってきたとはいえ…不満がある皆さんも多いでしょう。

また、フリーになってみたものの思ったより上手くいかない方も、皆さん〈「錯覚資産」という武器を使うゲーム感覚〉でチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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